 ここは、公園裏側とでも言えばいいのかな。この看板の文字が、富士見公園ならでは。初めて来た人には何の事？ いづれこの看板もいらなくなるのでしょうか。   芝の養生期間中でまだ人は入れません。ホームレスさんの家が最後まであったところ。犬1匹猫13匹の大所帯でした。一番左のこんもりした木の下が（3番ーグランド猫の給食場所）だった所。一番右の木の下から奥は、はっちゃん、ハナクロちゃん、サブ君や黒猫ちゃん、フジオ君達がいた所。思い出のある木がわづかに残っています。   公園の中の公園、親子、子供達、ワンちゃん、楽しそうに遊んでいました。   どこもすっかり見晴らしがよくなりました。   これから、草花が植えられるのかな。猫150匹いたら、大きな猫用トイレまちがいなしでしたね。   広い広い富士見公園の片隅に、ひそかに見えるのは、わづかに保護できない猫さん用の給食箱。猫シェルターを作ったあまりの材料で私が作ったもの。植物がやさしく包み込むように給食箱も猫さんも隠してくれています。こんなに小さくてもないとあるではぜんぜん違います。公園の捨てられた猫達に目くじら立てないで、こうして人の通る場所からなるべく離れた場所に人目につかないように、ほんのほんのほんのちょっとの秘密の隠家を作ってあげてください。そしたら、上手に、共生していけるはず。でも、公園がいっぱいで、公園事務所で全部管理なんてできませんね。地域のボランティアさんと協働で管理したら、トラブルなんて起きないでしょう。つまり、『地域猫』ね。忘れちゃいけないのが、不妊手術とできる限り里親探し。   ほらね。何処から見たって見えないでしょう。最初はね。人が足を踏み入れやすかったのだけれど、南部公園事務所さんがちょっとだけ緑を増やしてくれたから、完璧です。管理しながら、保護、里親探し、がんばりますね。   5番ー労働会館横の給食場所だったところ。深夜、大声で怒鳴られて心臓止まりそうだったり、最後の1匹が捕獲できなくて苦労した所。びっしりあったホームレスさんの小屋が撤去されて、居場所を失くした猫達が、この塀の上にずらりととまっていた。何だか1年振り返ると涙が出てきそう。「動物を捨てることは犯罪です！」動物愛護法の書かれた紙もちゃんと貼ってあります。啓蒙は大切。それから、南部公園事務所入口へ。今まで猫ばかり見てきたけれど、今日は、猫は、1匹も見えない。楽しく遊ぶ家族連れと、嬉しそうに散歩するワンちゃん達といっぱい出合った。日を浴びたやさしい緑と、小さな可憐な草花が、私の足を止めて、やさしく語りかけてくれているような気がした。「お疲れ様。ここで、少し休んでいって。」と。「すみれさん、あなたをここに咲かせた方もきっとやさしい人ですよね。」   秘密の場所は、ここにもあるのよ。雨風凌げて、誰も気付かないところに。一緒に考えて工夫したら簡単に問題解決でした。もうひとつのは、いまひと工夫ですね。後ろの木につかえてこれ以上奥に入らないし。どうしよう。 皆様。ここまで、ありがとうございました。 富士見公園動物シェルターの猫達の世話と、里親探し、これからも頑張りますので、応援して下さいね。 |