| 2016.06.17 事故と思われる負傷。左後肢は、断脚手術をせざるを得ませんでした。 右後肢にも傷。お尻もまわりもひどいです。 排便排尿困難の状態で圧迫排尿も必要。更に結石があります。尿道が詰まってしまうこともあり、尿路確保が難しく処置は日々の状態と変化によって行っていきますが、難題続きです。    断脚手術後。 右後肢のかかとも皮膚がなく、擦れる部分なので痛いでしょう。   お尻回り、縫合手術。  尿道が完全につまり、カテーテルも入らなくなりました。 膀胱に針を刺して直接尿を抜きます。が、何度を続けることはできません。  手術により、カテーテルを通しました。 現在の状態です。   大変な目に合ってしまったけど、ウリちゃんは、本当に明るい性格のよい子です。 ウリちゃんの様子をボランティアさんが紹介してくれました。 陽気で可愛いウリ君の姿も、是非、ご覧くださいね。 http://yaplog.jp/fukumasa/archive/416  ウリ君は、人間大好きの甘えっこさんです。処置をさせてくれるのでその点ではとても助かります。 飼い猫が外で事故にあったのでしょうか。 茨城県動物指導センターには、ほぼ、常時、負傷猫が収容されています。今も。 もしも、負傷の度合いによって、お世話できる程度なら家に迎えてもいいよ。という方がいらっしゃいましたら是非、お声をかけてください。 ＴＮＲ日本動物福祉病院で、できる限りの医療を施したうえで、お引渡しさせていただきます。 ＴＮＲ日本動物福祉病院は、事故にあった猫や、会社の敷地で弱っていた子猫など、飼い主がわからない猫を連れてくる方がとても多くなっています。例えば、ウリ君のような猫でも、かわいそうにと思っても、病院に連れて行ったら莫大な医療費がかかってしまう。だから、連れていけない、助けられないということが多いのではないでしょうか。人間にも福祉、動物にも飼い主がわからなくても医療を受けられる福祉が無くてはならないと思います。 道端で、出会ってしまった苦しむ小さな命、救おうとする人たちや、センター収容動物を引き出す人たちに、ＴＮＲ日本動物福祉病院では、できます限り心ある対応をさせていただきます。お役に立ちたいと思っています。 ＴＮＲ日本動物福祉病院は、まずは川崎市の殺処分ゼロ達成からと、不妊手術を優先してまいりましたが、現在は、川崎の殺処分もなくなり、市内の野良猫も減少傾向のようです。一歩進め、一般動物病院では医療を受けることが困難な犬猫たちが安心して医療を受けられるよう積極的に取り組んでおります。 ＴＮＲ日本動物福祉病院での不妊手術と負傷動物の割合は、５：５位です。 負傷動物の救済における医療費でお悩みの方は、メールフォームよりご相談ください。 |
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