☆フォスターペアレント様　ありがとう r5-29 コハナちゃん 2023.7☆富士見公園保護猫NO22こはなちゃん、　　白血病とFIPと・・胸腔内に血流豊富な腫瘤が認められました。 フォスターペアレント　千葉様（東京都）

2023年07月08日 (土)  ☆富士見公園保護猫NO22こはなちゃん、 　　白血病とFIPと・・胸腔内に血流豊富な腫瘤が認められました。 白血病陽性の富士見公園保護猫NO22こはなちゃん、 ６月２５日、食欲が落ちてきたことから検査を受け、FIPと判明。 治療薬モルヌの投薬開始で、腹水も無くなってきて、 力強く怒るようになったのですが、 今度は、苦しそうな呼吸をするようになりました。 検査の結果、胸腔内に血流豊富な腫瘤が認められました。 自己免疫疾患の併発が疑われたためステロイドによる治療も開始。 7月2日現在　 FIPに関しては改善がみられたものの、腫瘤の状態は変わらず呼吸状態は改善せずICUにて治療継続。 ↑胸腔の腫瘤（右に見切れているのは心臓） 富士見公園のボランティアさんたちも、連日、病院にコハナちゃんを心配して会いに来ています。 いくつもの病気が重なって、可愛そうなコハナちゃん。 明日はまた、コハナちゃんの状態を獣医からよく説明を受けることになっています。 コハナちゃん コハナちゃん、FIPの治療が始まってすぐに効果が見られたものの、肺炎や腫瘤や白血病陽性もあって、炎症で圧迫される肺は呼吸を苦しくさせて見ていても本当に辛い時間でした。 TNR日本動物福祉病院の獣医師チームも全員で全力で、コハナちゃんの病気を治すために集中治療にあたっています。 ステロイドと、抗生剤と、モルヌの投薬。 酸素室でも呼吸が苦しすぎて、口から食べ物を飲み込むことはできないため、急激に痩せてしまいました。 鼻カテーテルで確実に栄養と薬を摂取できるようにしました。 FIPの治療薬としてのモルヌピラビルは、まだ数日の投与ですが効果ははっきりと得られているようです。 胸水腹水は殆どなくなり、肺の圧迫が抑えられ呼吸がだいぶ楽になっています。 再び、怒る力が出てきたコハナちゃん。 モルヌピラビルについては、個人輸入もできるとのことで、FIP発症の猫の命も諦めずに済むようになりました。 緊急に備え、TNR日本動物福祉病院でも対応できるようにしています。 富士見公園保護猫のコハナちゃん、このまま、病気に打ち勝って元気になってほしいです。 フォスターペアレント制度